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合格祈願におすすめのスポット@イースト東京 6選

年が明け、受験を控える学生の方はいよいよ本番が近づくころですね。
もちろん合格は自分の力で勝ち取るものではありますが、「運も実力のうち」。願掛けで少しでも可能性があがるなら、合格祈願に行ってみるのもいいかもしれません。

そこで、「イースト東京」で学業成就などにご利益のあるスポットをご紹介。
ちなみに、お参りするときは心の中で住所と氏名を伝えるとよいのだとか!
もしご存じでなかった方は、ぜひそんなことも気に留めてお参りすると合格も一歩近づくかもしれません!


1. 湯島天神(文京区湯島)
2. 亀戸天神(江東区亀戸)
3. 回向院(墨田区両国)
4. 五條天神社(台東区上野)
5. 牛嶋神社(墨田区向島)
6. 神田明神(千代田区外神田)

1. 湯島天神(文京区湯島)

湯島天神は、都内にとどまらず名の知れた天神社ですね。
正式名称は湯島天満宮で、湯島天神は通称です。創建は458年と伝えられ、「学問の神様」として知られる菅原道真公を古くより祀っています。


徳川家康が江戸城入城のおり、「文教大いに賑わうように」と湯島天神へ寄進したと伝えられ、以降も学者や文人たちが数多く参拝に訪れたのだとか。
今では学業成就・合格祈願に多くの方が訪れる場所となりました。ご祈祷も受け付けており、予約は必要ないそうです。

境内には「世界の王」こと、王貞治さんの「努力の碑」もあります。


王さんは墨田区出身。イースト東京ゆかりの方でもあります。

王さんが通算ホームラン数の世界記録を打ち立てた折に、湯島天神に白梅を献木。これを受け有志によってこの碑が建立されたそうです。こちらへ訪れると、王さんのパワーにもあやかれるかもしれません。

また、湯島には「湯島聖堂」もありますね。
5代将軍・徳川綱吉が儒学振興を目的として創建したものが、のちに幕府直轄の学問所となり、明治期には文部省が設置され、その後も現在の筑波大学やお茶の水女子大学の前身となった東京師範学校が立つなど、湯島という地域は「近代教育の礎を築いた地」でもあります。

湯島天神、湯島聖堂で先人たちにパワーをもらいましょう!

湯島天神

住所 東京都文京区湯島3-30-1 
営業時間 ご祈祷受付
午前9時15分~午後4時30分 ※ご予約不要
TEL 03-3836-0753
アクセス 東京メトロ ①湯島駅 (千代田線)3番出口 徒歩2分
東京メトロ ②上野広小路駅(銀座線) 徒歩5分
東京メトロ ③本郷3丁目駅(丸の内線) 徒歩10分
JR ④御徒町駅(山手線・京浜東北線) 徒歩8分
都営地下鉄 ⑤上野御徒町駅(大江戸線)A4出口 徒歩5分
駐車場 近隣コインパーキングをご利用ください。
タイムズ湯島天神第1
タイムズ湯島天神第2
WEB https://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm

2. 亀戸天神(江東区亀戸)

こちらもご存じの方は多いでしょうか。
「亀戸の天神様」などと親しまれていますが、古くは「東宰府天満宮」、「亀戸宰府天満宮」とも呼ばれ、昭和になって今の「亀戸天神社」という名称となりました。


1646年(江戸期)、太宰府天満宮で神官を務めた道真公の末裔が、天神信仰を広めるために関東をめぐり、たどり着いたのが当時の本所亀戸村。その後、明暦の大火(1657年)からの復興を目指す際に天神信仰の篤かった4代将軍家綱が現在の場所を寄進したのだそう。

菅原道真公の末裔に起源をもつという、とても道真公の所縁深い天神社ということで、なんだかそのパワーもいっそう強く感じられそうです。


境内には五歳菅公像も

御本殿横の社務所で「住所」、「名前」等と「願い事」を記入し、祈願料に添えて申し込むと、御祈願として、神職の方がそれぞれのお願いごとが成就するよう、名前をお読み上げ、祝詞を奏上してくださるそうです。祈願ののち、お札、お守りも授与してもらえるそうで心強さが増しますね。


亀戸天神

住所 東京都江東区亀戸3丁目6番1 
営業時間 受付時間
ご祈願:午前9時~午後4時(年中無休)
参拝:午前6時~午後5時
TEL 03-3681-0010
ご祈願 受付:御本殿横 社務所
初穂料:5,000円〜(おひとり様)
問合せ http://kameidotenjin.or.jp/contact/
アクセス JR総武線 亀戸駅北口より徒歩15分
JR総武線/東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅北口より徒歩15分
駐車場 午前8時より午後5時頃まで(時間中は無料で開放)
WEB http://kameidotenjin.or.jp/
SNS Instagram

3. 回向院(墨田区両国)

回向院(えこういん)は両国駅からほど近くに位置し、こちらも明暦の大火をきっかけに建立されたお寺です。
10万人以上の犠牲が出たという大火事で、そのほとんどは身元の分からない人々ばかりだったとか。
その無縁仏を供養するために建てられたお堂が今の回向院の起こりだそうです。

その後江戸庶民が多く訪れる場所になり、勧進相撲が開催される場所に。明治の末期まで“回向院相撲”として知られた場所でした。


それがどうして合格祈願に?と思われる方もいるかもしれませんが、この回向院にある「ねずみ小僧」のお墓がその理由です。武家屋敷のみを狙って盗みを働いたという鼠小僧次郎吉は、庶民からは義賊として慕われ、長年捕まることがなかったと言われます。その運にあやかろうと、合格祈願の名所となっているのです。


手前の「お前立ち」を削って持っておくと、金運や持病快癒のご利益もあるのだとか

回向院には、数多くの仏像、地蔵があります。
庶民の信仰を集めたお寺ですから、こちらにいる観音さま、菩薩さまは、これまで私たち庶民の願いをそれはたくさん聞き届けてきたことでしょう。ねずみ小僧だけでなく、仏様にもしっかりお参りをすると合格が近付くのかもしれません。

回向院

住所 東京都墨田区両国2-8-10 
営業時間 10:00~17:00
TEL 03-3634-7776
メール問合せ info@ekoin.or.jp
アクセス JR総武線両国駅西口より徒歩3分
地下鉄大江戸線両国駅より徒歩10分
WEB https://ekoin.or.jp/

4. 五條天神社(台東区上野)

五條天神社は、上野公園内にある神社です。


不忍池側、上野動物園の弁天門からその入り口が見えます

「天神社」とは言いながらも、ご祭神は大己貴命(おおなむじのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)という、“薬祖神二柱”です。“薬祖神二柱”とは、医薬をつかさどる2柱の神様ということです。

約1,900年も前、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征伐のため、上野の地を通った際、この2柱の大神に加護をいただいたということで、その感謝として両神を祀ったことに始まるのだそう。
何とも気の遠くなるほど昔のことではありますが、その後、相殿を設け菅原道真公を合祀し、今に至ります。
つまり、「医学・薬学」を志す学生の方にはピッタリのスポット!
菅原道真公へお参りできるだけでなく、医薬の神様にも祈願することができるんです。医学関連の資格試験などを目指す方にもいいかもしれません。

もちろん無病息災のご利益もあるので、受験までの健康を願う意味でもおすすめですよ。


五條天神社

住所 東京都台東区上野公園4-17 
営業時間 開門 6:00~17:00
受付 9:00~17:00
TEL 03-3821-4306
アクセス 京成本線「京成上野駅」 徒歩5分
JR「上野駅」公園口 徒歩10分
東京メトロ銀座線「上野駅」 徒歩10分
東京メトロ日比谷線「上野駅」 徒歩13分
WEB https://www.gojoutenjinsha.com/

5. 牛嶋神社(墨田区向島)

牛嶋神社は、隅田川沿いに位置する「隅田公園」の一角にあります。


牛嶋神社のある隅田公園入口
隅田公園を通り抜けると鳥居が見えてきます

牛嶋神社にはあるエピソードがあります。
治承4年(1180年)、平氏討伐のため伊豆で挙兵した源頼朝が、石橋山での敗戦ののち、千葉県安房へと逃れます。その後、頼朝は千葉常胤(ちばつねたね)の力を借り再度挙兵、鎌倉を目指して隅田川を渡ろうとします。しかし、隅田川は豪雨による増水でとても渡ることはできず、数日の足止めを余儀なくされます。このとき、千葉常胤が牛嶋神社へ祈願。すると頼朝率いる全軍が無事に渡ることができたのだそうです。
つまりここ牛嶋神社は「無事に渡る」ことをかなえてくれる場所。合格へ向けても、きっと無事に渡ることができるでしょう。

ちなみにご祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)、天之穂日命(あめのほひのみこと)、貞辰親王命(さだときしんのうのみこと)の三柱ですが、須佐之男命と天之穂日命は、いずれも学問上達のご利益があるのだとか。

いかがですか?合格祈願にはうってつけの場所ではないでしょうか。

牛嶋神社

住所 東京都墨田区向島1-4-5 
TEL 03-3622-0973
アクセス 都営浅草線「本所吾妻橋駅」 徒歩3分
東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」 徒歩3分
東京メトロ「浅草駅」 徒歩10分

6. 神田明神(千代田区外神田)

そして6つ目にご紹介するのは、神田明神です。
江戸総鎮守と言われ、実は五條天神社と同じく、大己貴命(おおなむじのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の“薬祖神二柱”を祀っています。そして、神田明神で語るべきはやはり平将門ですね。将門の魂を鎮めるためここに祀られた、というエピソードはあまりに有名です。


またそれでだけでなく、いわゆる「戦勝」のご利益を得たエピソードも。
1600年。天下分け目と言われる「関ケ原の合戦」に臨む徳川家康は、この神田明神でご祈祷をしたのだそう。結果、見事勝利を手に入れ、その後の天下統一へと突き進んだと言われています。

「必勝祈願」「勝守り」など、「勝ち」にご利益のある神社ですから合格を「勝ち取る」ためお参りしてみてはいかがでしょうか。


神田明神

住所 東京都千代田区外神田2-16-2 
TEL 03-3254-8875
問合せ https://www.kandamyoujin.or.jp/contact/
アクセス <JR>
中央線・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
京浜東北線・山手線 秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分
<東京メトロ>
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線 末広町駅 より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 より徒歩7分
駐車場 参拝者駐車場(若干数)
近隣コインパーキングをご利用ください。
秋葉原UDXパーキング
秋葉原ダイビル駐車場
WEB https://www.kandamyoujin.or.jp/

いかがでしたか?
有名な神社から、意外と知らない場所もあったのではないでしょうか。
ご本人が祈願するのが何よりでしょうが、そんな暇も惜しんで勉学に励む方も多いことでしょう。
受験を控える方のご家族の皆さんも、大切な人の成功を願ってお参りに訪れるのもいいかもしれません。


皆様にとって素敵な出逢いとなりますように。

※本記事に掲載している情報は、2023年12月時点のものです。

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