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この街だから叶う温かいコミュニティを。パパとママの幸せから子育てを考えるエンジェルパトロナージュ

親である自分たちの幸せこそが、子どもの幸せにつながる。

大切なことだけれど、お子さんを想うあまり、自分自身を後回しにしてしまうのは、子育てに一生懸命なパパやママにとってよくあることなのかもしれません。

そんなパパやママのために墨田区両国に生まれた優しい空間が、ANGEL PATRONAGE(エンジェルパトロナージュ)です。

ここは、ご自身たちも両国で子育てをスタートさせた牧野肇さん、裕美子さんが営むお店。

この街での子育てをする幸せと、お店づくりで大事にしていること、これからのことについて、お話を伺いました。

ママパパの幸せが子どもの幸せに

エンジェルパトロナージュがオープンしたのは、2021年の2月。両国駅西口から徒歩で1分ほどの好立地にある物件と出会い、この場所を出発点に選んだそうです。

「両国は、私たちが出産も子育てもはじめた街。ここに越してきて、街の人の温かさに感動したのを覚えています。初めての子育てで分からないことだらけだった時に、ベビーマッサージの先生に『ママこそ輝きなさい』と言ってもらったことがすごく励みになりました」

そう笑顔で話してくださった裕美子さん。ご自身の経験も生かして、出産前後・子育てへの不安や苦労に癒しを与えられるようなお店づくりを心がけているといいます。

オーナーの牧野肇さん、裕美子さん

また、お店には子育て中のパパやママと同じくらい、出産祝いに贈るものを探して訪れる方もたくさんいらっしゃるそう。

「贈り物を選びにきてくださったお客様には、『赤ちゃんだけでなくパパやママへのプレゼントも一つ考えてみてくださいね』とお伝えしているんです。それは、私が出産をしたときに『一番頑張ったのはママになったあなただよね』とプレゼントを貰ったことがすごく嬉しかったから。パパやママが幸せで満たされていてこそ、赤ちゃんも幸せでいられると思うので、お店としてもそれを応援したいんです」(裕美子さん)

エンジェルパトロナージュが大事にしている観点は、「癒し(Healing)」「活力(Vitality)」「喜びの種(Joy)」の3つ。

癒しという面では、来ただけでリラックスできるようなヒーリングミュージックやアロマを空間にほどこし、活力という面では、エシカルかつサスティナブルで安心安全なものを取り揃えることで継続的な健康を後押ししています。

ノンカフェインで妊婦さんや授乳中のママも飲めるハーブティー

喜びの種という面では、お店でのコミュニケーションを通して地域とのつながりが生まれたり、牧野さんご夫妻の実体験から子育ての相談に乗ったり。

そのほか、子どもと一緒にパパとママが楽しめるワークショップなども開催しています。

店内にはお子さんが遊べるスペースも。子ども好きなスタッフが面倒を見てくれることも多いそう

自分たちが実際に使って良さを感じたものを

お店には、牧野さんご夫妻が実際に使ってみて、本当にいいと思った商品だけが置かれています。

子育てに忙しい中でも自分を労われるようにと、エシカルブランドのスキンケア製品も

「自分が父親になって、子どもにあげる食べ物の成分も気にするようになると、ラベルを見て『大丈夫かな』と心配になることも多く、安心して買えるものが実はあんまりなかったんです。

だから自分たちがお店をやるときには、安心して使えるものを取り揃えたいなと思い、オーガニックなものやエシカルなものを中心に商品選びをしています」(肇さん)

妊娠中のママや授乳中のママをサポートするオリジナルハーブティー 「HAPPINESS TEA」と「HEALING TEA」も制作中

また、子ども用品だけでなく、上質なお味噌汁セットや玄米まであるのは、子育てに忙しくて自分の食事に気が回らないパパやママへの配慮です。

「自分自身のためにはわざわざ買わないかもしれないけど、もらうと嬉しいアイテムもお店に置くようにしています。ギフト用にもおすすめしていますし、自分へのご褒美としても使ってもらいたいです」(肇さん)

街とつながり子育てができるコミュニティへ

エンジェルパトロナージュの先には、パパとママ、それに子どもたちの幸せを後押しする場所を作りたいという、未来への見通しがあるそうです。

「もともとは、子育て支援につながるようなベビーカフェをはじめたいと思っていたんです。それがコロナ禍で難しくなって今のお店を出したので、それらも形にしていきたいです」(肇さん)

墨田区の「子どもスマイルムーブメント」の協賛企業として子育て支援事業を推進する企業の代表でもある肇さん。この街での子育てがより豊かなものになるような構想をお話ししてくださいました。

「今後は、ママとパパが集まるようなコミュニティが作れたらいいなと思っているんです。カフェのような人が集まれる場をまず作ってワークショップをしたり、ベビーマッサージができるスペースを設けたりして。

子育て中のママやパパが子どもを一時的に預けて、お茶を飲んでゆっくりできるなど、ほんの一瞬でも子育てから解放されて、リラックスする場にしたいですね。

それから、金銭面での支援にもなるように、カフェで働くのは子育て中のママとパパにしようと思っています。自分の子どもを預けながら、目に届く空間で働けるようにしたくて。

そうすると提供のスピードも通常のお店よりは遅れたりしちゃうかもしれないのですが、スタッフが子育て中のママやパパだと認知してもらえていれば、ゆとりをもってみんなが楽しんでもらえる場になるんじゃないかと考えているところです。地域を巻き込みながら、事業もお店も発展していけるようにしていきたいですね」(肇さん)

地域とのつながりを大事にしたいと思うのは、墨田区ならではの人情みあるふれあいが、子どもにとってもパパやママにとっても大切だと感じるからだそうです。

お話し中、私たちにもハーブティーを振る舞ってくださいました

「墨田区は人がいいですね。友人たちにも、子育てをするならこっちがいいよと推しているくらいです。生活に必要な環境も整っているし、今って核家族が多い中で、私は子育てをしていてそんな大変に感じたことはないんですね。それは、地域の方が自然と子どもを見守ってくれているから。ちょっとした公園でも『見てるから大丈夫だよ』と声をかけてくれる人が多くて、パパママ同士でも、地域の人でも、子育てに対する温かいまなざしを感じます。

今後はワークショップをはじめとして、地域と子ども同士、親世代がつながっていけるような場をつくっていきたいと思っているので、そういったなかで墨田区も盛り上げていきたいですね」(裕美子さん)

「元々この辺りは下町なこともあって、地域にいる子どもたちへの愛情をすごく感じます。うちの子も、近くのお菓子屋さんで『かわいいね』とおまけをもらったり、お花屋さんに行くと『私も同じ幼稚園を出たのよ』とお店の人が声をかけてくださったり。地元にずっといらっしゃる方が多いのも素敵だし、街全体で子どもを愛していこうっていう空気を感じます」

お二人の温かさを感じながらお話を伺うことができました

生まれ育ったその場所が故郷となる子どもたちにとって、静かに温かく見守ってもらえる場所は、幸せの基盤になることでしょう。それと同じくらい、パパやママにとっても、この街は「ひとりじゃない」と思える環境なのだなと再認識。

エンジェルパトロナージュのお二人の穏やかな雰囲気が、それらを物語っていました。

素敵なHello!が、今日もあなたに訪れますように。

(取材・執筆:山越栞)

エンジェルパトロナージュ
住所東京都墨田区両国2-18-4  Google mapで見る
営業時間11:00〜18:00
※営業時間等が変更となる場合の記載があります。最新のスケジュールはInstagramをご確認ください。
定休日日曜・祝日
Instagram https://instagram.com/angel_patronage
オンラインショップ https://angel-patronage.com
WEBhttps://web.angel-patronage.com
etc. Get! East Tokyo 

※本記事に掲載している情報は、2022年4月時点のものです

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